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アニマルフレンド(旧邑楽ネコの会)の沿革

        西のボス マル              東のボス ソラ

Photo by りきまる & コミミンコ


 
邑楽(おうら)町にはよく猫が捨てられる公園があります。まるでゴミを道路にポイと投げ捨ててゆくようにです。

また捨てたのは生き物であることを忘れたかのように。特に連休や大型連休の初日に多いように思います。
その場所には邑楽町の住人や周辺の地域から大勢の人が集まります。
普通のゴミと一緒に中には動物を捨てに来る人もいます。
 捨てられたネコを見かけると、不憫に思う人がネコにエサをやり始めます。

自然と周辺に生活していた野良猫やそこで生まれた仔猫たちが増えて行きます。

困っていた役場も対策を考えました。昔は簡単に処分をしていたようですが、今はそう簡単には行かなくなっています。



エサやりさんもどんどん増えてゆくネコたちを見て、心では思っていても、
ついつい可愛さあまりエサを置いてゆきます。
普段のゴミのほかプラスアルファでその量は増え、その場所の環境はどんどん悪化してゆきます。

Photo by コミミンコ


○邑楽ネコの会


10年前そこから1匹の黒い仔猫を拉致?し家で飼い始めるも、他のネコたちが気になっていました。
何人かのエサやりさんと顔見知りになると、このままで良いのかと考え始め、
捨てられたネコたちと地域環境を守る活動を始めました。
まず捨てられた子犬、仔猫の保護や譲渡を行い、ゴミ拾い、
去勢手術なども「邑楽ネコの会」として平成24年(2012年)に始めました。


○アニマルフレンドへ

古くから通う人や会うエサやりさんに声をかけて会の趣旨を理解してもらい、
獣医師、カメラマンたち、他の多くのサポートメンバーを得て、
人と動物の共存とノラ猫問題を環境問題ととらえ、翌年アニマルフレンドとして再出発しました。

 捨てられたネコ同士が友達となって仲良く遊ぶ姿や、
動物を通じ人々が繋がり合うことを願ってアニマルフレンドと名付けました。





アニマルフレンドは保護施設や事務所がありません。捨て猫、捨て犬の保護引き取りもありません。(2016年平成28年)
また会員制や、ある程度の信用があるNPOの形をとっていません。
法人化は可能ですが、義務化されている自治体の報告書類を作る作業や納税書類を作る暇がありませんし、
メンバー達は普通の生活者でもあり、日々の作業に時間を使いたいからです。

アニマルフレンドでは寄付金になるべく頼らないように自助努力して試行錯誤しながらやってゆく方針です。
写真、衣類、小物類を販売し、フリーマーケット、バザーなどの収益で、活動資金をまかなうのが基本です。
しかし、活動範囲が広がる分の不足資金はどうしても支援に頼らざねばなりません。
支援としての寄付金はすべて公開して使い道を報告しようと思います。

注意することは、商品販売やバザーに人手を取られ、本来の目的を見失ってしまうことです。
犬やネコが安心して暮らせる世の中、殺処分ゼロを目指し、人と動物が共生する環境を実現すること。
これが本来の目的です。

アニマルフレンドは少しずつ進歩しています。でもまだまだです。
人手も資金も不足がちですが、承知の上で背伸びをせず、焦らず、細々でもいいから、
ここ群馬の東毛地区で長く続けることが大切だと思っています。

よろしくお願いいたします。


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